大阪芸術大学が主催するOSAKA DESIGN FORUM は、学生たちが主体となり運営するハイパープロジェクトです。コースや学年を超えて行われるものでデザイン学科の活動の中で最も大きなプロジェクトです。会場は大阪の中之島にある大阪市中央公会堂で開催され、毎回多彩なデザイナーが講演を繰り広げます。2012年のこの講演では、友人でもあるデザイナーの佐藤卓さんと、海外のデザイナーをお迎えすることが予定されていたのですが、海外のデザイナーが当日の2週間ほど前にキャンセルとなり、当時の学科長でプロダクトデザイナーの喜多俊之さんに「このタイトな日程で対応してくれるのは三木さんしかいない」とに懇願され、「えぇ〜」と言いつつ、急遽僕が講演をすることになりました。僕が、大学教授に招聘され授業を開始したのが4月ですが、5月20日には講演するというタイトなスケジュールです。今まで、国内外で講演をたくさんしてきましたが、大学の教員としての講演をするとなると、話す内容は、やはり大学での研究成果になるのではないかと思いつつも、実績がたった1ヶ月半しかありません。
大学に着任が決まって以来「りんご」を題材にする「APPLE」という教育メソッドについては、しっかりと組み立てていましたので「なんとかなるかも」と、お引き受けしてみましたが、リアリティのある学生作品が講演までにどれだけ組み込むことができるかが課題でした。前日の授業の様子をスライドに組み込むという離れ業で、なんとか講演にこぎつけることができました。みなさん、講演依頼は、できるだけ早めに…と願う今日この頃です。