チャームポイントを引き立てる

IBM 「ThinkPad」

Concept

コンピュータに初めて触れる人にも親しみやすく使いやすいIBMのThinkPadの魅力をメッセージするために、プロダクトデザインの特徴である「赤いトラックポイント」をラブラドール犬の鼻に見立て、ピエロの赤い鼻のようなチャーミングさを添えました。賢いラブラドールの黒は、ThinkPadのボディーの黒を象徴的に表しています。ThinkPadが登場したのは、Appleコンピュータが色とりどりiMacを発表した時期です。ビジネスユースのIBMをもっとユーザーフレンドリーな展開をしたいという依頼のもとこのデザインが誕生しました。展示商品の画面を利用した機能説明や、スクリーンセーバーを兼ねたモーション・グラフィックスなど、知的でユーモラスな犬がThinkPadそのものになって商品特徴を伝えていく楽しい構成です。難しいことを分かりやすく伝える。そこにユーモアやウイットを加える。話し上手のスピーチのような、心地よい笑いと一緒に情報を届ける。そんな楽しいコミュニケーションがユーザーの心に響いていくのでないかと考えました。このThinkPad犬、すごい人気となり売り場に並べていたマスコットの犬にリードがつけられる状況になりました。

Credits

2000年

Art direction:
Ken Miki

Graphic Design:
Ken Miki & Associates