神戸にあるU COFFEEのブランディングです。40年以上前に制作したシンボルマークです。当時は、ブランディングという言葉ではなく、コーポーレート・アイデンティティ(C.I.)と呼ばれていた時代です。「Pointof View」という視点をテーマに「一滴のコーヒーの雫から豊かな視点が広がる暮らしの提案をしたい」と願う思いから、商品開発のお手伝いをしていました。ここに紹介するデザインは、喫茶店などに使用される業務用のパッケージなどです。当時は、喫茶店の看板の下に各コーヒーメーカーのマークが添えられていて、看板の数でシェア率が判断できた時代です。神戸出身の僕は、当時、三ノ宮駅近くの大きなビルの塔屋にこのマークが掲げられていたのが嬉しく、学生時代の友人に自慢したものです。ある時、小学校の同窓会に出かけた時、友人から「三木君、僕、いまU-COFFEEに勤めてるねん」と言われ、ビックリしたことがあります。マークは企業の顔、それを支える多くの人がいます。デザインに課せられている責任を考えながら丁寧に仕事を進めていきたいと思っています。