京都祇園で鶏料理店を営む「侘家古暦堂」が手がけるブランド「うま味さん」は、日本の食文化を象徴する“うま味”に着目した調味料です。うま味は、甘味・塩味・酸味・苦味と並ぶ基本味(五味)の一つで、昆布やかつおぶし、干しいたけなどに含まれるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などの成分によって生まれます。日本料理では「出汁」がうま味の代表例であり、いま世界のシェフたちからも注目されています。「うま味さん」は、厳選した食材を組み合わせることで、うま味がさらに引き立つ調味料として開発されました。さらに山椒や唐辛子を加えたスパイスへ展開することで、味わいの幅と日本の食文化の奥行きを楽しめる商品群を提案しています。パッケージのキービジュアルには、七福神の一柱である「えびす様」を起用しました。それぞれの味覚を表す代表的な食材と組み合わせることで、「おいしさ」と「ありがたさ」を視覚的に伝えるデザインに挑戦しています。えびす様は、漁業・商売・五穀豊穣・開運招福・学業成就など、さまざまなご利益がある日本の福の神です。ブランドには遊び心も込められています。「ひとふりかければ あら おいし。ふたふりかければ なお おいし。うま味とともに 福もってこい♪」という軽やかな唄とともに、日常の食卓に幸せと福を届けるブランディングを目指しました。