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グラデコ・アドリブ・ファシリテーション

講演 「明日のデザインと福島治展」ギャラリートーク

Concept

グラフィックデザイナー福島治さんの展覧会に伴い、ギャラリートークの場に立つ機会をいただきました。福島さんは、近年ソーシャルデザインの世界に身を置き、商業的な制約から距離を置くことで、デザインの本質を問い続けています。
今回の試みは、既成の計画や準備に頼らず、言葉や思考をその場で編み上げるという即興の知的冒険です。福島さんのお話を聞きながら、その場で思考を解きほぐし、形にしていくことは、まるで現象と概念の間に生まれる縫い目を辿る行為のようです。そのために用意されたのが「手動式ロール大判メモ機」です。ロール紙に引かれる線や文字は、時間の流れと共に現れる思考の痕跡です。スタッフの手により紙が引かれるたび、言葉は形を得て空間に展開します。これは講演内容を視覚化する「グラフィックレコーディング」の精神に通じていますが、今回は解釈と解説がその場で交錯する、まさに生きた実践です。

Credits

2014年7月1日(火)

Presenter:
Osamu Fukushima, Ken Miki