About

「問」いをさがし 「実」りをさかす

三木健デザイン事務所について

メッセージ

「問」いをさがし 「実」りをさかす

デザインが暮らしや社会に大きく関わるようになって久しいですが、
いまだにデザインを表面的な色や柄の組み合わせであると誤解している人がいます。
デザインは、ラテン語のdesignare(デシグナーレ)から生まれた言葉で「計画を記号で表す」という意味を持ちます。
いまやデザインは、媒体や製品にとどまらず仕組みづくりを表す概念としても使われています。

三木健デザイン事務所では、デザイン領域を横断的に捉えながら
研究や教育を通して実験性のある活動や後進の育成を目指すAcademicな「学問」と
プロジェクトや依頼主の課題をデザインにより解決させるWorksの「実学」の
2つの「学」びを融合させながら「問」いをさがし「実」りをさかす行為を「デザイン」と呼んでいます。

また、デザインプロセスをていねいに進めることを指針に、
「理解→観察→想像→分解→編集→可視化」の全ての流れの中で
「気づき」を見つけ出すことに注力していきます。

三木健デザイン事務所
三木健

問いをさがし:
デザインの出発点として、問題をさがし、その本質を理解することが極めて重要であると考えています。
問いをさがすことで、新しい視点の発見や解決策が生まれます。
実りをさかす:
問いから得られた洞察を基に、実践的なデザインを通して具体的な成果を生み出すことに力を注ぎます。
デザインで社会や依頼主に貢献し、価値ある状況を作りだしていきます。

2つの活動

Academic アカデミック[学問]

  • 理論的な研究や教育を通して、デザインの基礎知識を広く知らせることや新しいアプローチを探求します。
  • 論理的思考(ロジカルシンキング)・批判的思考(クリティカルシンキング)・水平的思考(ラテラルシンキング)を通して、デザインの可能性を探ります。
  • 学術的な知識の蓄積と共有により、デザインの発展に寄与します。

Works ワークス[実学]

  • 実際のプロジェクトやクライアントワークスを通して、デザインの実践的な技術を磨きます。
  • 実務経験を通して現実の問題解決に取り組み、成果を生み出します。
  • 学術的な理論を実践に応用し、効果的なデザインソリューションを提供します。
Search for a problem and find a solution

Movie

三木健によるインフォグラフィックの解説動画。
再生時間:7分 / 音声とともにお楽しみください。

行動規範 「デザイン7則」

デザイン7則

  1. 最小の表現で最大の効果を
  2. ユーモアは魔法の薬
  3. 語れるモノづくり
  4. 広い視野と小さな視点
  5. 残すものと 新しくすること
  6. わかりやすさの設計
  7. 「よろこ美」リレーション

最小の表現で最大の効果を

Maximum effect with
minimum expression

情報の優先順位を見極め、シンプルで速度と密度のある表現を徹底します。

ユーモアは魔法の薬

Humor is the magic potion.

コミュニケーションを楽しく往き交わす遊び心を大切にします。

語れるモノづくり

Narrative manufacturing

絵本を作るように物語(考え方のプロセス)を見える化します。

広い視野と小さな視点

Broad and small perspectives

着眼大局 着手小局(グローカル)な発想で、本質を見抜き具体策を出します。

残すものと 新しくすること

What to keep and
what to make new

不易流行を背景に持続可能で革新的なデザインを目指します。

わかりやすさの設計

Design for clarity

読み解く力、比喩する力、図化する力を通して、体験的価値をわかりやすく知らせます。

「よろこ美」をリレーする

Relay joy and beauty

きれい、すぐれているを表す「美」を「よろこび」と重ねることで感動を美しく届けていきます。

デザインプロセスの指針

  1. 理 解
  2. 観 察
  3. 想 像
  4. 分 解
  5. 編 集
  6. 可視化
  7. 気づきに気づく

理 解

Understanding

[ここが疎かなケースが多い]

理解は全ての物事の入り口です。真意や課題を正しく理解し、物事の本質を見極めます。

観 察

Observation

[知ってるつもりが最も危険]

See(全体を見る)・Look(しっかり見る)・Watch(追いかけて見る)の3つの視点でリサーチを行います。源を見つめ、関係性を探り、真実を積み上げていきます。

想 像

Imagination

[仮説を立てる]

情報から一つのコンセプトを導き出し、仮説を立て物語化していきます。その際、情報の建築物を組み立てるように立体的な思考で構築を進めます。

分 解

Disassembly

[再構築をする]

コンセプトやアウトプットに少しでも疑問が生じた際は、解体、分解したりすることを恐れず、再構築を決断します。放っておくとズレが生じたまま進み、大きな損失を生む可能性が出てきます。

編 集

Editing

[物語化する]

独自の視点から導き出したコンセプトをもとに、明快なコンテンツを浮かび上がらせ、活動の方針を立てます。「語れるモノづくり」をベースに「わかりやすさの設計」と「チャーミングな視点」で編集に取り組みます。

可視化

Visualization

[理念が動き出す]

理念をわかりやすく独自性を持って表現することがデザインです。「デザインは理念から産まれる子ども」と位置付け、哲学や思想を見える化していきます。

気づきに気づく

Notice what you notice.

[ありそうでなかったこと]

全てのプロセスを通して、新しい価値や発想の気づきを見つけ出します。セレンディピティ(偶然の幸運に気づく)を重視し、直感力や身体感覚を磨いていきます。

私たちの仕事の進め方

私たちは依頼主の想いを
見える化させるチームです。

私たちは、依頼主の頭の中にあるイメージを「聞くデザイン」という対話を通して汲みとり、見える化させていきます。そのプロセスの中で「語れるモノづくり」という物語性を重視し、デザインがまるで話しかけるような「話すデザイン」へと展開していきます。結果、依頼主の考える理念や哲学を「わかりやすさの設計」のもと、商品やサービスなど仕組みづくりを広く社会に伝えていきます。その時に大切にしているのが「ワクワク・ドキドキ」という心が躍る感覚です。頭で考えるよりも体が反射的に動くような、直感的な魅力づくりを日々の目標にしています。

「聞くデザイン」

私たちは、ご依頼をいただくと、どんな内容でもまずは耳を傾ける「聞くデザイン」で依頼主の考えを整理しながら理解を深めます。時に、私たちよりも適任がいると判断すれば紹介することも惜しみません。大切なのは依頼主の頭の中にある考えを根源的なところにまで立ち返り、見える化するための手段を探っていくことです。私たちは「対話」を大切にしています。メールやSNSなどコミュニケーションのツールが便利で日々発展していますが、まずは、対面でお会いし、互いの理解を深め、その先に生まれる絆を求めてプロジェクトを始動させていきます。何よりも関わる全ての人が気持ちよく仕事ができることを目指したいと思っています。

「と」の思想

私たちは、ブランディングを中心に商品開発からサービスまで、あらゆるコミュニケーションデザインを立体的に思考していきます。大切にしているのは「と」の思想。人と人・人とモノ・人とコト・モノとコトなど、関係性を持つ「と」という、何かが生まれる環境や、そこに生じる「間(ま)」を大切にコンセプトを探っていきます。また、「難しいことをわかりやすく」をモットーに関係性をデザインしていきます。ちなみに、わかりやすくすることは、決して幼くすることではありません。時に絵本のような「気づき」を届けることです。「と」は、MeからWeへと社会とつながる架け橋のような存在であると、私たちは考えています。

「話すデザイン」

私たちは、関わるプロジェクトチームが健全に仕事ができるよう依頼主への半端な忖度はいたしません。一方、チームへの尊敬を決して忘れません。物事が動き出す時は、立場を超えて意見を交わし、齟齬(そご)のない進行や、合意形成を慎重に行っていきます。チームが常に同じ目線で物事を見つめることが大切です。「話すデザイン」は、チームに風通しのいい状況をつくり「やる気・その気・ほん気」を導く「はたらき方のはたらきかけ」を促す役目も担います。物事を動かしていくと、困難に直面したり、変更を余儀なくされることもあります。社会は常にうごめいています。想定していた進行と異なっても「問いをさがし実りをさかす」ことを忘れません。「話すデザイン」は、「対話を見える化」することです。探しているのは、お客さまのその先のお客さまへ「喜びをリレーする」デザインです。

Credits

Art direction:
Ken Miki

Animation :
「メッセージ」
Yoko Inuyama

「三木健デザイン事務所インフォグラフィック」
Fuu Arakawa

Motion Graphics :
「私たちの仕事の進め方」
Sei Miki