上海の人民公園内にある美術館、Museum of Contemporary Art Shanghai(MOCA Shanghai)で「APPLE+展」が2017年10月13日から12月4日まで開催されました。この展覧会は5年をかけて中国各地を巡回し、会場ごとに異なる体験を通して、訪れる人の感覚と認識を問い直します。天井も床も壁も四方八方に鏡を貼り、映像は天地へと果てしなく延びていきます。人の動きに応じて変化するアニメーション、一本線のりんごアニメーション、そして突然動き出す非常口の映像。大人も子どもも、思わず目を向け、日常と非日常の境界は曖昧になります。その瞬間、私たちは自分の存在を改めて確かめます。また、Selected Worksでは、日常の仕事とAPPLEのコンセプトのつながりをインフォグラフィックスで示しています。学ぶこと、創ること、観ることは切り離すことができず、静かに連鎖しています。ミュージアムのレストランでは、期間限定の青りんごアイスクリームが提供され、作る行為も、味わう行為も、学びと創造の一部になります。こうして空間体験と日常の仕事を通し、私たちは問いかけられます。学ぶとは何か、創るとは何か、観るとは何か。APPLE+展を見たあなたも、きっと自分の中に小さな問いを抱えて会場をあとにすることでしょう。