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話すデザイン ⇄ 聞くデザイン

講演 「LIFE 永井一正ポスター展」 ギャラリートーク

Concept

2013年夏、DDDギャラリー第193回企画展「LIFE 永井一正ポスター展」のギャラリートークで、永井一正さんと対談させていただきました。1時間30分以上に及ぶこのノーカット映像は、デザイン界の黎明期から現在に至るまで、トップランナーとして走り続けた巨匠の思考と生き方を映し出しています。半世紀にわたる永井さんのデザイン人生を駆け足で辿りながら、大阪時代のAクラブや1962年の国旗提案、1964年東京オリンピック、1972年札幌冬季オリンピック、1975年沖縄海洋博覧会など国家的プロジェクトへの関わり、そして日本デザインセンターでの活動を通して、デザインと社会の関係性を考察します。さらに1987年の抽象から具象への転換、唯一自作を使わなかった「ヒロシマアピールズ」、そして『LIFE』へと続く作品群を通して、一人の作家の思想と哲学を垣間見ることができます。このトークは、デザインとは形を作ることだけではなく、社会を読み解き、歴史と時間を繋ぐ思考であることを、静かに示しています。話すこと、聞くこと、観察すること。その全てがデザインの営みであり、問いを未来へつなぐ行為なのです。

Credits

2013年7月9日(火)

Presenter:
Kazumasa Nagai, Ken Miki