Works

Exhibition

富山県美術館

三つを一つにするカタチ

富山県美術館「トライアローグ」

Concept

横浜美術館、愛知県美術館、富山県美術館の3つの公立美術館による「トライアローグ」(三者による話し合い・鼎談)をきっかけに、それぞれのコレクションを組み合わせ、20世紀西洋美術の歴史を振り返る展覧会が企画されました。私たちは、この展覧会の告知ツールやビジュアルデザインを担当しました。展覧会では、ピカソ、クレー、ミロ、エルンスト、ダリ、マグリット、ポロック、ベーコン、リヒターなど、20世紀美術史を彩った巨匠たちの作品を厳選し、絵画を中心に約120点を紹介しています。各美術館のコレクションが一堂に会することで、普段は別々に展示される作品同士の対話や影響関係を体感することができます。ビジュアル面では、三つの美術館の絵画の辺を面でつなぎ、三つの作品がまるで対話をするように行き来する錯視表現を取り入れました。これにより、観覧者は作品同士のつながりや展覧会のコンセプトを直感的に感じられるデザインに仕上がっています。また単なる展示紹介にとどまらず、三館の協働や20世紀美術の豊かな関係性を視覚的に表現することを目指しました。この展覧会は、作品の持つ歴史的・美術的価値を再発見させるだけでなく、三つの美術館の間で生まれる新たな視点や対話を楽しむことができる、知的好奇心を刺激する特別な機会となっています。

Credits

2021年11月20日(土)~2022年01月16日(日)

Art direction:
Ken Miki

Graphic Design:
Ken Miki, Yoko Inuyama