KenMiki & Associates

世界が微笑む日本になろう!

『東日本大震災で被災した子どもたちに贈る元気のでるハンカチ』のチャリティー企画に参加します。そこで、先日入稿したばかりのデザインをこのコラムでちょっと早めに公開。この企画、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)の会員が600名以上も参加するチャリティーの展覧会。一枚1,500円のハンカチが1枚売れると、被災地の子どもにハンカチが1枚プレゼントされる仕組み。そして、製造費や展示費などの事業費を上回る販売収益は、被災地域への義援金にする。「みなさんのご協力によって広がるこのプロジェクト、少しでも多くのハンカチが被災地の子どもたちに届き、元気がでるように…」。映画『幸福の黄色いハンカチ』じゃないけれど、『被災した子どもたちに「どこか気持ちをやさしくする」ハンカチをプレゼントする』。こんな意図で企画されたプロジェクトに、僕は「世界が微笑む日本になろう!」という思いを込めて『笑顔の日本』をデザイン。原発問題で揺れ動く日本。信頼できない政府や電力会社の情報操作。どこか疑心暗鬼でずっとしかめっ面になっている僕たち。『チーム日本』が心の底から『笑顔』になると、世界もきっと『笑顔』になって微笑みを返してくれる。希望や信頼が『チーム日本』の復興にかかせない。社会や大人をじっと見つめて、いまの不安な日本を敏感に受け止めている子どもたちが「心の底から笑顔で暮らせるように…」。『なでしこジャパン』がワールドカップ決勝のPK直前の円陣で、監督をはじめチームのみんな笑っていたでしょ。
『笑顔』っていいな。
『笑顔』って強いなぁ。
『笑顔』って奇跡を呼ぶんだ。
『笑顔』は喜びをリレーする。
『 the world smiles 』。あなたの微笑みで、世界が微笑む。