KenMiki & Associates

話すデザイン・ラジオ

先日、グラフィックデザイナーの多様な仕事とデザインアプローチを紹介するJAGDA design Cafe OSAKAというマンスリートークショーに出演しました。そのトークショーの新しいシリーズ、1人のデザイナーにスポットをあて、デザインに対する独自の視点や思考からデザイナーが担うべき役割とデザインの可能性を考察する「dig up series」の最初のスピーカーとしてお呼びがかかりました。モデレーターの清水柾行さんの軽妙な進行のトークショー。その清水さんから「3週前のdddでのgraf 服部さんとの対談とは違う内容でお願いしますね」と、釘をさされました。彼、曰く「同じオーディエンスの方もおられるかもしれないですし、誰も知らなかった三木さんの魅力を引き出したいので…」と。トークショー出演の5日前の打ち合わせでのことです。「えぇ〜」。そんなこといわれても、人前で話すとなればそれなりに準備がいります。休日を返上して話す内容を大きく変更しなければなりません。出演の2時間前までスライドの構成に悩まされる始末。事務所のスタッフからは、「こんなに、あたふたしているのも珍しいですね」と。その、ライブ録音を関係者の方からいただいたのでここでご紹介したいと思います。
題して「話すデザイン・ラジオ」。
会場にお越しになられなかった方のためにライブな「話すデザイン」をお届けします。1時間30分と、長いトークショーですのでお時間のある時にでも聞いてみてください。会場では映像が多用されておりラジオだけで分かりづらい箇所に少しヴィジュアルを添えました。想像力を膨らませながらお聞きください。
ところで、あらためて自分のトークを聞いてみると、自分の話に自分が覚醒されていて、モデレーターの質問を気づかぬうちにスルーして違う内容を語っていたり、誤った名称を話していたりと、全然「話すデザイン」になっていないと反省だらけの内容です。それでも、僕の声を通して話すことが大事と思い、勇気を持ってノーカット版でアップすることにしました。
それでは、「話すデザイン・ラジオ」はじまり、はじまり。

Jagda Design Cafe