KenMiki & Associates

みんな『うんち』で健康を見とるんよ!

『JAGDAと地元デザイナーによる地域中小企業活性化プロジェクト』の3回目の打ち合わせで、またまた福岡にいってきました。今日のコラムは、『うんち』の話。打ち合わせ終了後の夕食での会話です。三木組の武永さん、石田さん、前崎さん、長畑さんに加え、もう一つのチーム、内藤組のデザイナー、サダマツさんご夫婦が飛び入り参加しての夕食。お料理は鶏。お酒も入っていい気分になってきた頃、サダマツさんの奥様、千歌ちゃんが「お肉を食べるの久しぶり。家では野菜しか食べんとよ」と。「えぇっ?」。みんな驚きの顔です。よくよく話を聞くと、ご夫婦で健康に気をつけておられるとのこと。そのくせ、たばこは「プカ、プカ」。「どこが健康かね!」と、自分たちで話を落としながら僕たちを楽しませてくれます。事務所も自宅もず〜っと一緒の仲良し夫婦のようで、何もかも一緒のご様子。
僕も思わず、「仕事も一緒。遊びも一緒。食事も一緒なら、同じものを食べて『うんち』も一緒」と、食事中にもかかわらず下品に突っ込んでみたら全員にバカうけ。あまり受けたので僕も調子に乗って、サダマツさん達が今回のプロジェクトで担当している『健康食品のブランディング』に引っかけて、「美しい『うんち』で健康になるといったコンセプトは、どう?」。「同じものを食べたのに、違う『うんち』が出た」という始まりで、くだりは、「健康な人は『うんち』も美しい」。「こんなの出ましたが、どう?」と言ったら、またまたバカうけ。みんな腹を抱えて笑うし、言った僕も涙を出しながら笑い転げて、楽しいやら、おかしいやら…。その後、『うんち』健康法でブランディング講義になる始末。千歌ちゃんが乗りに乗って「それ、すごくよかコンセプト!」。「みんな『うんち』で健康を見とるんよ!」と、大まじめ。
僕も引くに引けず、『うんちく』並べまくって物語をどんどん膨らませていきます。
お酒の席のバカな話の喩えで、クライアントに聞かれたらお叱りを受けるかもしれませんが、こんな話の中からアイデアが吸い上げられてコンセプトが見つかることもあるのです。
例えば、「健康とは?」といったテーマが与えられて、ど真ん中から考えてコンセプトが出ない時は、逆立ちしてみる。それでもだめなら飛び跳ねてみる。それでもだめなら走ってみる。
本番のプレゼンまで、あと7日。サダマツさん、アイデアに詰まっていませんか?
僕たちのチームは快食快便。みんな健康そのものですよ。